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左官職人が仕上げるような平滑な漆喰壁に仕上げたい。

こて跡やこてでできたムラが、柔らかくナチュラルでいいと思う方々が多い一方、DIYでも左官の方々が仕上げているような、こて跡・こてムラを残さず、平滑な漆喰仕上げにしたいと思われるお客様もいらっしゃいます。漆喰うま~くヌレールは土蔵やお城の白壁同様、平滑な白壁を作ることもできます。その塗り方を、ご説明します。少々テクニックが必要になりますが、挑戦してみてください。

  1. 通常通り、漆喰うま~くヌレール(仕上げ用)を薄く2回塗りしますが、その際できるだけ平滑を心がけて塗りましょう。2回塗りが終了した時点ではまだこて跡やこてムラが残った状態です。この段階で、こて跡やこてむらを無理に消そうとしないでください。
  2. 塗り終わって、30分~1時間ほどすると、塗り面が半乾燥し指で触っても、材料が指に付着しないようになります。そのタイミングで、塗り終わった表面全面を、漆喰うま~くヌレールこてで万遍なく撫でます。この際、力は入れすぎず、赤ちゃんの頭をなでるような力具合で撫でてください。そうすると、こて跡やこてムラが取れて、平滑になります(これを専門的には、鏝(こて)押さえといいます)。ここで注意すべきは、力を入れ過ぎて表面を削り落とさないようにすることと、こてはあらかじめ余計なものを除去してキレイにしておいてください。