漆喰コラム

不燃性

カテゴリー: 漆喰の機能性

当社の漆喰には不燃性があり、燃えません。
そのため、キッチンや、薪ストーブの周りなど火を使う場所にも安心してご使用いただけます。
本当に漆喰は燃えないのでしょうか?今回、2つの実験を行ったので、動画で詳しく見てみましょう!

実験①バーナーの炎当て実験

1つ目の実験では、石膏ボード上に一般的な壁紙、壁紙+水性ペンキ、壁紙+当社の漆喰、当社漆喰を設置したもの、計4種類の素材を用意しました。そして、直接バーナーの炎を同じ距離から当てて、1分後の経過を観察しました。

バーナーの炎を1分間当て続けると・・・

壁紙や水性ペンキを塗った壁は炎が出て大きく焼け焦げたり、膨れ上がりましたが、壁紙に当社の漆喰を塗った壁と、当社の漆喰だけを塗った壁は炎が出ることなく少し焦げた程度でした。このことから、漆喰は炎を近づけても燃えないことがわかります。

壁紙との比較実験②コーンカロリーメータを用いた発熱性試験

2つ目の実験では、建築基準法で定められた防火材料試験で使用されるコーンカロリーメータという発熱装置を使用して、当社漆喰の発熱性を計測しました。石膏ボードの上に当社の漆喰を塗った板を、約700度の熱源で20分間加熱しました。

その結果、漆喰は炎が出ることなく、全面が焦げただけでした!
また、発熱量や発熱速度の数値も不燃材の評価基準よりさらに低い数値でした。
この試験では、試験板の状態や数値から、漆喰は不燃材料であるという結果が出ました。

不燃材とは?

不燃材とは、建築基準法で定められた建築材料、または、国土交通大臣によって個別に認められた建築材料の中で、最も燃えにくいものを指します。火災で火や熱を加えられた時に、一般の建築材料と比較して発火が遅いのが特長です。難燃材、準不燃材、不燃材の順で燃えにくいです。

漆喰は、不燃材認定を受けた建築材料です。
また漆喰うま〜くヌレール仕上げ用は、2018年に国土交通大臣より個別に不燃材料認定も受けています。

お住まいや飲食店などの店舗では、火を使う場面も多くあります。万一の事を考えて、大切なお住まいやお店に漆喰を採用することをおすすめいたします。