漆喰うま~くヌレールの漆喰情報-漆喰|様々な漆喰の違い(ヨーロッパ・珪藻土)

漆喰情報

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2018.2.2

漆喰|様々な漆喰の違い(ヨーロッパ・珪藻土)

漆喰 西洋の漆喰

日本の漆喰と世界の漆喰

日本で漆喰といえば、城・土蔵・神社仏閣、その多くは、外壁の平滑な壁そして屋根瓦でした。洗練された職人技とそれに裏打ちされた経験を元に、鏝の跡も残さず平滑にムラなく仕上げた漆喰には、凛とした日本の美が宿ります。日本で漆喰といえば、平滑に押さえる白壁が、ほとんどでした。

 

ヨーロッパの漆喰

世界的に見れば、漆喰は日本以上に内外装として使用されています。特にヨーロッパでは昔も今も漆喰が多く使用され、イタリアやフランス・プロバンス、エーゲ海周辺などは、漆喰建築が多く、私たちが魅せられている風景は、漆喰の風景といってもいいほどです。

ヨーロッパの漆喰仕上げは、単一な日本の漆喰仕上げと異なり、様々な漆喰仕上げがあります。イタリアの建築家カルロ・スカルパが設計したポポラーレ銀行のような、繊細で美しい漆喰磨きもあれば、住人がハンドメイドで塗る、粗く手触り感のある漆喰もあり、まさに色々で、多種多様です。

現在、国内においても伝統的な漆喰だけでなく、海外の漆喰仕上げのような多様性、新しい発想の漆喰が消費者の選択肢を増やしています。「伝統」や「格式」、あるいは「白壁」や「職人技」という従来の漆喰に対する印象は、「自由」や「手軽さ」「多彩」など、より柔軟で現代的になってきています。

 

漆喰と珪藻土の違い

漆喰と珪藻土は、天然素材を主原料とした塗り壁材であり用途は比較的似ていますが、性質はまったく異なります。漆喰は主原料が消石灰であり、壁として最も重要な「自ら固まる力」を持っています。珪藻土は、「自ら固まる力」を持っていないので珪藻土以外の原材料で壁として固めたり、接着させないといけません。

使用できる場所にも違いがあります。漆喰は、内・外壁、水廻りにも使用できますが、珪藻土は、基本的に内壁のみになります。

 

珪藻土の機能性

機能性に関しての違いは、珪藻土単体で考えた場合、調湿性は珪藻土の方が優れています。珪藻土が自ら固まる力をもっていませんので、配合されている材料に左右されるでしょう。漆喰が珪藻土よりも優れている点は、防カビ性、抗菌性、二酸化炭素吸収といった、漆喰のアルカリ性、自ら固まる力による機能性です。また、漆喰は、国内でおよそ1,300年前から使用されている壁材ですが、珪藻土は、およそ20年程前に生まれた壁材です。その歴史には大きな違いがあります。

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